中国鍼の話

6月にはいり梅雨入り☔をむかえる季節となりました。

新型コロナウイルスの影響で今年は蒸し暑さのなかでもマスクの着用が勧められています。

夏用マスクにひんやり冷感素材のマスクが出ていますね♪

蒸し暑さから水分代謝がうまくいかず体の中に湿がこもりやすい時期となります。

他の感染症や食中毒、マスクによる熱中症にも十分気をつけてくださいね‼

 

今回は中国針に関するユニークな感想についてお話します。

日本の鍼灸院で使用している鍼(毫針)は 大半は二種類で日本鍼と中国針に分かれています。

 

中国針は理論からいうと中医学理論を基づく配穴方法(ツボの配置)で、病気の自覚症状の改善など病気の治療をを置く治療法です。

その時の中国針はツボに手技を使って酸、麻、脹、重といったズーンとした重だるさを求めているので、いわゆる鍼が痛いっ!ということになりますね。

しかし痛みがなくてしかも気持ちがよかった、楽になったという中国針を求めらることは可能でしょうか?

答えは可能です!!!

日本鍼の鍼尖は、松の葉の形に似た松葉型であるのに対し、中国針の針尖は、植物の柳の葉の形に似た柳葉型で、

鍼尖から針体に移行するとき中国針のほうがなめらかで 細くなっています。

その針尖の形がポイントです!

中国針は置鍼している間は皮膚に対する感覚はより弱く、身体になじんでいるように針に刺されている感覚なく

むしろ身体が楽になることだけ感じてしまいます。

このようなユニークな感想は来院した患者様から得られたものなので

嬉しいですね(^▽^)/、感謝です。

 

本院使用している中国針は細めでやさしいはりです。

長時間のマスク着用による耳凝り、頭痛や梅雨の時期の重だるさの治療に是非、中国針を体験してみて下さい。

しかしながら、来院の患者様にはひきつづき感染拡大防止のためマスクの着用をお願いしております。

ご理解とご協力をお願いいたします。