2018年 5月

朝夕の日も伸び、暑い日も多くなりました。しかしもう今週には6月に突入し梅雨という声も聞こえてきそうです。

 

最近、不定愁訴による体調不良を訴えられる方がみられます。もしかするとストレートネックになっているのかもしれません。

 

スマホやパソコンによるデスクワークの影響で、ストレートネック(テキストネック、スマホネック)という頸椎がゆがみ、まっすぐに並んでしまう方が多く見受けられます。

 

これは本来、人間は脳の重さを支えたり、重心バランスを保つため、首にカーブを持つことで重さを分散しているのですが、うつむいた姿勢による長時間のデスクワークやスマホの使用で頭の重さを強く受けてしまい(この状態をスマホネックと定義することがあります。)、首のカーブがなくなってしまいます。この状態をストレートネックといいます。

 

そしてそれに伴う様々な症状の訴えがあります。

 

 

どういう症状かというと

 

・首を動かすと違和感、痛みがある

・首、肩の凝りを感じる

・手や腕にしびれを感じたり、痛みがある。

・頭痛、めまい、吐き気、ふらつきがある。

・二重あごが気になるようになった。

 

などがあります。

さらに重症化していくと様々な頸椎疾患(頚椎症性脊髄症、頸椎ヘルニア、頚椎症性神経根症)、自律神経失調症やうつ症状などになったりします。

 

皆さんは首の症状を首肩コリ程度と軽くとらえ、我慢してしまう方も多いことでしょう。

しかし脊椎からは様々な臓器、器官に向けて神経が出ており、首の部分(頸椎)もその一部となります。

(例えば、目や耳の症状は第1頸椎、第4頸椎のゆがみが関連していて、ゆがみの状態で症状も変わります。)

こういうことに気づかず、交通事故の後遺症に苦しまれたりする人や原因不明の体調不良に悩まれる人もいるくらいです。

 

深刻な症状を引き起こす前に対策をすることが重要です。

 

 

ではそもそも自分がストレートネックかどうかということを知るためにはどうしたらいいのでしょうか?

 

チェックの仕方の1つとして

 

平らな壁に肩甲骨、臀部(おしり)、かかとをつけたときに後頭部が壁につけられないとストレートネックといえるでしょう。(このとき、あごを上げてはいけません)

 

 

「症状があるがどうしたらいいかわからない」という方は是非ご相談ください。

 

 

どういう状態なのかの説明、施術による症状の改善、生活環境などの対処方法をお話しいたします

 

当院の整骨、矯正部門では首はもちろんのこと、各部位において様々な手技を使用してアプローチをしておりますので、気になる症状をお話しください。

「最近よく足がつるんです。なんでですか?」
という質問をたまに受けます。

医学的には足がつる、とは筋痙攣であり
自分の意思とは関係なく不随意に起こる筋の収縮です。

筋肉には筋紡錘と腱紡錘というセンサーが存在します。

通常、筋肉が急激に伸ばされると
伸びすぎて筋断裂が起こらないように
筋紡錘がそれを察知して
キュッと筋肉を縮める役割をします。
逆に腱紡錘は筋肉が収縮すると刺激され、筋肉の収縮を抑制して
筋肉を弛緩させます。

筋痙攣とは
この筋紡錘の感度が上昇して、腱紡錘の感度が低下しておきます。

でも、なんでこんなことが起きるのか
実は足がつる明確な理由はわかっていないらしいです。

おそらく、複数の原因が関与しているのではないか、といわれています。

水分不足
電解質のバランスの乱れ
筋肉疲労
温度、環境
などなど、、、

そこで
足がつったらどうすればいいか。
まずは
つっている筋肉をぐーっとゆっくりストレッチします。
そして温めます。

でも、できればあの痛みは避けたいですよね。
そこで
足がつらないように
日頃から予防をしていきたいのですが
まず、こまめに水分補給をします。
そして、日頃から足が冷えないように気をつけ
また、筋肉疲労をためこまないように心がけましょう。

そんな足の、全身のケアにも
予防としての鍼灸がオススメです。