2016年 3月

お彼岸も過ぎ、桜もそろそろ満開という時期までやってきました。
こんにちは石川です。

今回は骨盤と違う場所での矯正についてちょっとお話します。

当院では様々な運動器疾患の方がいらっしゃいますが、
その一つに腱鞘炎というものがあります。

特に拇指の使い過ぎでおきる腱鞘炎は女性の方を中心に
多く見られます。

これは腱が通っている滑液鞘が伸筋支帯という手首の腱が
浮き上がらないようにしているベルト状の組織で抑えられている
ときに、その部分が締め付けられて、摩擦により患部に
熱を持ったり、痛みを出したりします。
またこの状態を放っておくと腱鞘の部分が肥厚(太くなること)する
ことで手首に違和感を残してしまいます。

しかし実際問題として放っていて、いつまでも良くならないので来院する
というケースは多いです。

当然、腱鞘部分にも治療のアプローチを致しますが、一般的に
このような症状を持った方の手首や指などの関節面を見ていくと
ずれ(不整合)を起こしていることが多いため、腱鞘部分に
関連する『関節面を整え、軸を正すことで、正常な関節の動きに
戻し、腱鞘炎を抑える治療をしております。

矯正とは様々な関節面のずれ(不整合)を正常に動かすことのできる
位置に戻すことで、大きい関節(骨盤や膝など)でも
小さい関節(手首、足首、外反母趾、ばね指など)でも
基本的なアプローチは変わりません。

関節面のずれを治していくことに大きな力を加えたり、7ポキポキ
鳴らしたり、痛みを伴うことは致しません。
ソフトな手技で骨を動かして、身体の本来の動きができる位置に
落とし込んでいきます。

当院では、接骨、矯正につきましては予約なしで行っておりますので
痛みやゆがみでお困りのことがありましたらご相談ください。

皆様、おはようございます☆ヾ(≧▽≦)ノ

またまた変な天気ばかり続いておりますが、体調等々は如何でしょうか?
・・・伊東は見事に、今年2回目の風邪をひきましたwwww
でも、早目の鍼治療と養生を心掛けたので、いつもより早く治せました!!!!(=゚ω゚)v

―手前味噌ではあるのですが。。。やはり、針は良いですね! 毎回思います(*´ω`*)
何か不調がある時はとりあえず針! 本当にお勧めです!
 

・・・さてさて、今回は、タイトルにもある通り、お子様に向けての治療をご紹介したいと思います。
 

まず、『えっ!? 小さい子供でも針ってできるの!?!?』と驚いた方もいらっしゃると思います。
基本、針灸治療は治療の加減(刺激や種類等)をその人の体質や状態、症状に合わせて出来さえすれば、どんな年齢の方でも万人に効きます。

実際に、当院には今まで赤ちゃんを始め、幼稚園・小学生、中学生の子供さんがいらっしゃって治療を受けております☆

症状は様々ですが、今までの症例を挙げますと、夜泣き・便秘・夜尿症・喘息・食物アレルギー・花粉症…等々です。

―これをご覧になっている子供さんがいるお母様方、もし、病院へ行っても中々治りづらい症状があり、これを機に針治療も受けさせてみたいという方は、まずはご相談・お問い合わせ下さい♪♪(´▽`)ノシ

最後に、当院でお子様への治療を行う際に使う物をご紹介したいと思います☆
これも併せて見て頂いて是非受診の参考にして頂けたらと思います。m(^^)m
 

耳針(金粒)

『耳針(刺さない針)』
耳に存在するツボに対して貼るシール。
押すことで、ツボを刺激して治療するものです。

 

耳針(刺さない針)を拡大したものです。 シールの真ん中にあるのは金の粒なので、実際、耳に刺さらないのでご安心を。

耳針(刺さない針)を拡大したものです。
シールの真ん中にあるのは金の粒なので、実際、耳に刺さらないのでご安心を。


 

『快忍灸』 直接肌に乗せて燃やすものではなく、このような容器に入れて艾を燃やすと心地よい温熱の刺激がツボを温めます。

『快忍灸』
直接肌に乗せて燃やすものではなく、このような容器に入れて艾を燃やすと心地よい温熱の刺激がツボを温めます。

 

『小児針(刺さない針)』 
赤ちゃんにもできる刺さない針です。ツボに対して押して刺激します。

『小児針(刺さない針)』
赤ちゃんにもできる刺さない針です。ツボに対して押して刺激します。


 
『かっさ』 
この黒いプレートで滞っている気や血の流れを経絡の流れに沿って擦って刺激します。

『かっさ』
この黒いプレートで滞っている気や血の流れを経絡の流れに沿って擦って刺激します。

 
 

―如何でしたでしょうか?
主に、子供さんに対しての治療はこのようなものを使って治療をしております☆彡
症状によって、お子様の状態に合わせて丁寧に治療を致しておりますので、是非いらしてみて下さい♪ヾ(≧▽≦)ノ