暦の上では春がたちのぼり、温和な陽気が日に日に増して、草木が芽生え、ウキウキした雰囲気が漂い始めています。
・・・が、花粉も漂い始めているようですねガク((( ;゚Д゚)))ブル
そこで今日は「花粉症」について書いてみたいと思います。
花粉症は特定の花粉に対するアレルギーが原因で鼻水、くしゃみ、目のかゆみなどの症状が出現します。
アレルギーとはおなじみの言葉ですが、免疫反応が過剰に起きてしまう状態をさします。
ところで、花粉にさらされても花粉症の症状が出る人と出ない人がいますね。
花粉症は花粉ばかりが悪者ではないようです...
東洋医学では、花粉症は肺(呼吸器系)や脾(消化器系)の機能が落ちて、衛気(体表を外敵から守るバリアエネルギー)が弱まることが花粉症の原因と考えます。
体内の水分代謝が悪く、体の防御力が弱い人が症状を発症するということです。
水分代謝は暴飲暴食やストレスなどで悪化し、体内に余分なお水が蓄積されます。
この余分なお水は体の正常な働きを低下させ、防御力も低下させる原因になります。
そこに花粉などの邪気が侵入して引き起こされるのが花粉症です。
つまり東洋医学では、花粉症の原因は体の内部(体質)にあるとしています。
花粉症で「生活習慣を見直そう!」と考える人は少ないですが、症状を軽減させるためには生活習慣の改善で自分の体質を少しでも変えることが必要です。
体質改善には鍼灸も有効な治療手段となります。花粉症で悩まれている方は鍼灸治療を試してみてはいかがでしょうか?d(ゝ∀・*)
次回は、当院で行っている花粉症の耳鍼治療について書きたいと思いますので、お楽しみに!