2019年 5月

5月も後半。

日中は夏日になりました。梅雨入りも間近ですね!

少しでも過ごしやすい日が続いてくれるといいのですが…

 

 

さて、今日はGW中に行って参りました、東京国立博物館で開催中の「国宝 東寺-空海と仏像曼荼羅展」の感想など書いてみたいと思います。

 

本展は、中国・唐で密教を学んだ空海が真言密教の根本道場として運営した東寺に伝わる、法具や仏像、曼荼羅などの仏教美術が結集し、さらに展覧会場に秘法「後七日御修法」が再現されており、空海の密教世界を学べるような構成となっております。

 

東寺と言えばユネスコ世界遺産に登録された古刹であり、その東寺が所蔵する作品ですから国宝や重要文化財のお宝がたくさん展示されており見応えがありました。

「五鈷杵」「五鈷鈴」「金剛盤」(師・恵果から授かったとされる密教法具)、「国宝 御請来目録」(密教を学んだ空海が唐から持ち帰った経典、仏画、法具をリストアップしたもの)、「重要文化財 弘法大師像」、「国宝 風信帖」(天台宗を開いた最澄に宛てた手紙)、「重要文化財 両界曼荼羅図」などなど普段はお目にかかれない明宝がずらり。

中でも圧巻だったのが、東寺講堂の立体曼荼羅を再現した展示。ガラスケースはありませんので、360度どの角度からも仏像のお姿を見ることができます。仏の放つ緊張感をひしひしと感じます。

 


 

 

 

 

 

 

 

唯一撮影できる仏像「帝釈天騎象像」

どうです、イケメンでしょう?(-ω-。`)ホ゜ッ

 

密教を知りたい方、仏像が好きな方は楽しめる展覧会だと思います。

展覧会は6/2(日)までとなっておりますので、興味のある方はお早めに。

 

 

ところで、日本のお灸は空海が密教とともに日本に持ち帰り、広めたとの伝承があります。

お灸というと、やけどをするほど熱いものというイメージを持っておられる方が多いようですが、現在ではやけどの跡を残さない心地よい温熱刺激のお灸が主流となっています。

お灸の効果としては、免疫機能、代謝機能などを高め、病気になりにくい身体をつくることが知られています。もちろん、これから迎える梅雨時期の養生にも有効です。

 

梅雨を前に、空海が日本にもたらした密教世界とお灸を肌で感じてみてはいかがでしょうか?

連休も終わり、皆様いかがお過ごしでしょうか?

今年は最長10連休でしたから、遠出を楽しまれた方も多かったかもしれませんね。

私は友人と食事に行ったり、博物館に行ったり、映画を観に行ったり…近場でしっかりリフレッシュさせていただきました。

 

今日は久しぶりに観に行った映画が思いのほか面白かったので、その映画について。

 

その映画とは「キングダム」です。

週刊ヤングジャンプで連載中の大人気コミックの実写映画でございます。

 

累計発行部数4000万部を超えるほどの人気漫画とのことですので、ご存じの方も多いと思いますが、簡単に内容を書きますと…

 

物語の舞台となるのは春秋戦国時代。のちに始皇帝となって中国を統一する秦王・嬴政(えいせい)と、大将軍を目指して低い身分からのし上がった少年・信の活躍を描く物語です。

 

今回公開された映画では、信と政の出会いから、クーデターを起こした政の弟である成蟜から王都「咸陽」を奪還するまでが描かれておりました。

 

キングダムといえば個性的で魅力的なキャラクターが多数登場しますが、映画版ではそのキャラクター像がすごく再現されているなぁ、という印象でした。鑑賞前、王騎将軍を大沢たかおさんがどのように演じられるのかが気になっていましたが、得体のしれないオーラとパワーを感じさせる雰囲気など見事に演じておられました。(「ンフゥ♡」という独特の笑い声も雰囲気でていましたねー)

アクションシーンもスピード感があって迫力がありましたし、とても楽しめました。

複雑なストーリーではないので、漫画やアニメを見ていない方でも楽しめる作品だと思います。

 

ところで、物語の舞台となる春秋戦国時代ではどのような医療が行われていたのでしょうか?

(日本では縄文時代から弥生時代に移る頃)

 

気になったので調べてみたところ、なんと鍼灸もすでに行われていたようです。

 

とはいえ、この頃行われていた鍼治療とは、現代で行われている「鍼」ではなく外科に近いものだったようです。(けっこう衝撃的な治療内容なので興味のある方は調べてみてください(笑))

 

ちなみに、鍼灸師なら知らない人はいないであろう超有名人の扁鵲は、春秋戦国時代(キングダムの時代とはずれています)に活躍した名医でありますが、鍼の始祖ともいわれる人物です。

扁鵲先生は色々な伝説のあるお方なので、また機会があればご紹介したいと思います。