治療にかかわる“3”にまつわる3つの期間

今週末から新年度に入り、東京は桜の開花宣言もあり、
春の訪れを感じる今日この頃です。

今回は私の行っている施術において“3”のつく3つの期間について
少しお話します。

(1) 3日間
これは捻挫や肉離れなどをした際、患部を冷却する期間です。
通常3日程度(48時間~72時間)冷やす必要があることが多いです。

「足首をひねった」「朝起きたら寝違えで首が動かない」「物を持ったらぎっくり腰」など
“痛めた”と思ったら、患部を冷やしつつ早めにお越しください。
患部に合わせた適切な処置をとり、管理方法をご指導致します。

(2) 3週間
これは筋肉や靭帯、腱などの軟部組織の良くなるために必要となる期間です。

通常、捻挫や肉離れを起こしても5~7日程度で痛みがなくなることが多いため
「治った」としてケアしなくなる方が多いですが、これは患部の炎症期という
痛みのシグナルを出す時期が終わっただけで、修復期と呼ばれる組織を治していく
時期は炎症期以降になり、炎症期後2週間~20日程度になります。

この時期のケアを怠ると再受傷(同じところを痛める)したり、将来、捻挫癖により
原因不明の腫れが出たり、関節のゆがみを生じたり、筋肉の柔軟性を失ったりします。

現在、矯正をおこなっている患者さんのかなりの確率の方が、数年~数十年前に捻挫を
したり、筋肉を痛めてその時にしっかり治さなかったのでゆがんでいる方が多く、後悔されています。
患部のケア方法や必要なストレッチ法をお教えしたりします。

(3) 3か月間
長年かけて作り上げた骨盤や膝、猫背や顎、外反母趾など“ゆがみ”や“ずれ”を元の状態に戻し、
定着させるための目安となる期間です。
ゆがみは痛みを引き起こしたり、身体に余分な肉をつけてしまうスペースを作ったりと
日常の快適な生活を阻害する要素になり、健康や美容に悪影響を及ぼします。

春から夏に向かうこの季節、背中が腰が丸まって姿勢がかっこ悪い、下半身太り、
ポッコリお腹が気になる、足の骨があたっておしゃれな靴が履けないなどの美容面から
おいしいものを食べたくてもあごが痛くて食べられない、歩くときにバランスが悪くふらつく、
暖かくなってきたのに手足が冷えるなど健康面の改善をし始めるのにはちょうど
いい時期でもあります。

“夏までにゆがみやずれの症状を何とかして心も体もすっきりしたい”と思ったら、
今から骨格、骨盤矯正を始めましょう。

以上のように治療や施術には必要な期間があり、それを理解したうえできっちりよくしていく
ことが重要です。

皆様の気づいていない動作の癖を見つけ出して(動診と言います)説明し、症状を改善し、
健康をサポートいたしておりますのでご来院頂き、様々な当院独自の施術を実感してください。