三伏天灸

この言葉は中国の古典に書いてある言葉でして、今の時期、梅雨が明けてから立秋までに、決められた期間に集中して継続的にお灸の治療を受ければ、冬場に罹りやすい病気を予防できるという考えがあるんだそうです。

このことを中国の言葉で、防衰老や保健防病と言うそうです。

漢字の通り、健康を保ったり、病気を防ぐという意味になります。

そのお灸の名を『三伏天灸』と言います。

中医学においては、『温陽利気  駆伏寒邪  温補脾腎』という効果です。

―梅雨明けから立秋にかけての時期は、一番陽の気が高まるので、その時期に陽の気をお灸で十分に身体に取り入れていれば、冬場寒い中でも、陽の気が不足して、寒さが原因で起こる病に罹りにくくなるという考えです。

そうすることで、1年間元気に過ごそうと言うことだそうな!!!

皆さん!この時期を逃さず、治療してみませんか???

適応

1、虚弱体質、高齢者、風邪を引きやすい人

2、持病、慢性的な痛みを持つ人

3、過敏症、冷え症、喘息、鼻炎など

4、胃腸の弱い人

使用するツボ

大椎、身柱、肺兪、膏肓、命門、中かん、関元、神厥、足三里。