久し振りの映画鑑賞

連休も終わり、皆様いかがお過ごしでしょうか?

今年は最長10連休でしたから、遠出を楽しまれた方も多かったかもしれませんね。

私は友人と食事に行ったり、博物館に行ったり、映画を観に行ったり…近場でしっかりリフレッシュさせていただきました。

 

今日は久しぶりに観に行った映画が思いのほか面白かったので、その映画について。

 

その映画とは「キングダム」です。

週刊ヤングジャンプで連載中の大人気コミックの実写映画でございます。

 

累計発行部数4000万部を超えるほどの人気漫画とのことですので、ご存じの方も多いと思いますが、簡単に内容を書きますと…

 

物語の舞台となるのは春秋戦国時代。のちに始皇帝となって中国を統一する秦王・嬴政(えいせい)と、大将軍を目指して低い身分からのし上がった少年・信の活躍を描く物語です。

 

今回公開された映画では、信と政の出会いから、クーデターを起こした政の弟である成蟜から王都「咸陽」を奪還するまでが描かれておりました。

 

キングダムといえば個性的で魅力的なキャラクターが多数登場しますが、映画版ではそのキャラクター像がすごく再現されているなぁ、という印象でした。鑑賞前、王騎将軍を大沢たかおさんがどのように演じられるのかが気になっていましたが、得体のしれないオーラとパワーを感じさせる雰囲気など見事に演じておられました。(「ンフゥ♡」という独特の笑い声も雰囲気でていましたねー)

アクションシーンもスピード感があって迫力がありましたし、とても楽しめました。

複雑なストーリーではないので、漫画やアニメを見ていない方でも楽しめる作品だと思います。

 

ところで、物語の舞台となる春秋戦国時代ではどのような医療が行われていたのでしょうか?

(日本では縄文時代から弥生時代に移る頃)

 

気になったので調べてみたところ、なんと鍼灸もすでに行われていたようです。

 

とはいえ、この頃行われていた鍼治療とは、現代で行われている「鍼」ではなく外科に近いものだったようです。(けっこう衝撃的な治療内容なので興味のある方は調べてみてください(笑))

 

ちなみに、鍼灸師なら知らない人はいないであろう超有名人の扁鵲は、春秋戦国時代(キングダムの時代とはずれています)に活躍した名医でありますが、鍼の始祖ともいわれる人物です。

扁鵲先生は色々な伝説のあるお方なので、また機会があればご紹介したいと思います。