めまい ①

秋になり、世間を騒がせている台風さん。

台風15号、19号は関東に上陸した台風としては過去最強クラスだったそうで、各地に大変な被害をもたらしました。

 

 

 

かつては熱帯で生まれていた台風ですが、地球温暖化の影響で海水温が上昇したことに伴い、日本近海で生まれるようになり、近いとその分パワーも強力となるので、過去にはなかったような被害を出すのだとか。

 

 

 

台風ひとつ取っても、未曾有の気候変動を受けていることがわかりますね。

 

 

 

ところで、東洋医学では“天人合一思想”というものがあり、天(自然)と人間の間には相関関係がある、というように考えます。

 

 

 

もちろん、台風も例外ではありません。

 

 

 

吹き荒れる風をもたらす台風は、人間の身体にも風が吹いたような症状を引き起こすことがあります。

 

 

 

どのような症状が特徴的かというと、主に、めまい、ふるえ、ひきつり、しびれ、など風の動的な性質を表わすような身体の全部、または一部が動いてしまう症状が挙げられます。

 

 

 

心当たりのある方もいらっしゃるのではないでしょうか(-ω- ?)

 

 

 

そこで今回は、この時期起こりやすい「めまい」について取り上げたいと思います。

 

 

 

まず初めに、西洋医学における「めまい」から見ていきましょう。

 

 

 

 

めまいは、広辞苑によると「目眩・眩暈:目が回ること、目がくらむこと。げんうん」と定義されています。ひとくちに「めまい」といっても複数の意味、異なった症状が含まれています。

 

 

 

ではどのようなパターンがあるのかといえば、大きく分けて3つ。

 

 

 

まずひとつめは「回転性のめまい」

自分や周囲のものがグルグル回っているような感覚に陥るめまい。吐き気を催すこともあります。(良性発作性頭位めまい(BPPV)、メニエール病、急性中耳炎、前庭神経炎、突発性難聴、椎骨動脈や脳底動脈の梗塞による循環障害(つまり脳卒中の一種)

 

ふたつめは「浮動性のめまい」

体がふわふわ、ふらふらした感じがして、まっすぐ歩けない、足元がおぼつかない、というめまい。(小脳や橋の腫瘍や変性や炎症、脊髄や末梢神経全体の異常(深部知覚障害)

 

そしてみっつめは「前失神(立ちくらみ)」

しゃがんでいて急に立ち上がると、クラッとするめまい(起立性低血圧、脱水、不整脈、心不全などによる一過性脳虚血発作(TIA)、低血糖や低酸素

 

 

 

 

では、「めまい」はどうして起こるのでしょうか?

 

 

 

…長くなりそうなので、次回に続く!でゎ|゚∀゚)ノ)))) ババーィ |)≡サッ