≪O脚について≫

11月に入り、朝晩めっきり冷えてきました。石川です。

 

 

通勤で電車が到着するのを待っていると、かかとに重心をかけて立っている方が

多く見受けられます(こういう所に間が行ってしまうのは職業病でしょうか(笑))。

 

 

実はかかとにあまり重心をのせ過ぎてしまうと骨の配列がくずれ、様々な問題が出てきます。

その中の1つがO脚です。

 

 

O脚になる方は骨盤が後ろに傾き、体重がかかと寄りに強くかかり立ちづらくなるため、

かかとを離した状態の立ち姿勢になり、それに伴い膝も離れていくという悪循環のメカニズム

で作られる足の癖です(O脚の方はたいてい「膝がくっつかない」と言いますが、膝がつかない

立ち方をしているだけで大概くっつけるだけならくっつきます)。

 

 

O脚は美容で気にする方が多いため、女性の問題と思われがちですが、実は男性にも

結構いらっしゃいます。

男性の場合、形として気にする方が少ないため目立ちませんが、足首やひざ、股関節や腰等に

痛みが出てきて気付くことも多いのです。

 

O脚をそのままにして生活をしていけば、変形性膝関節症に移行していくこともありますし、

放っておくと肥満や足のむくみ、冷え性の原因ともなりうるので注意が必要です。

 

 

O脚の方の根本原因は骨盤、足首にある方が多いですが、骨の配列異常を治していくうえで

重要なのは、その骨の配列に関する筋肉の硬さや痛みのある場合にはいたみによるストレスを

取り除き、配列異常を治していく環境を作ってバランスを整えていくのがいままで見てきた感じでは

近道と思われます。

 

 

ストレスのかかった筋肉の状態や痛みのある状態で、ストレッチやトレーニングを加えても

効果がないどころかかえって悪くなってしまいます。

 

 

筋肉の硬さや痛み、関節周辺への痛みには鍼灸の効果は高く、深いところの痛みなどにも

とても効果があります。

 

 

みなさまの体のゆがみのリセットのためでも、当針灸整骨院をご活用いただければ幸いです。

 

 

それでは次回まで・・・