暑熱障害の種類

皆様、おはようございます!!!(=゚ω゚)ノ

 

ついに、日々の温度差に打ち負かされ喉の風邪を患ってしまいました・・・(*_*;

いつも偉そうに患者さんに体調等にお気を付けるように言っておきながら、自分が病んでしまってはダメですね。。。orz反省…

 

まだまだ体調管理が甘いので、今後は自身を治療しつつ、もっと免疫力と自己管理の能力も高めて行きます!(`・ω・´)ゞ

さて、前回の伊東の更新分で『暑熱障害』について触れたと思います。(詳しくはコチラ→  https://kyu-shinkyu.com/blog/?p=187  )

今回は、暑熱障害のそれぞれの症状や対処方法を説明して行きます。

 

暑熱障害には、「熱失神」・「熱疲労」・「熱けいれん」・「熱中症」という種類があります。

 

まず、「熱失神」について。

体温の上昇によって、身体の機能の放熱の作用が上手く出来なくなると、血圧が低下し、脳血流の減少が原因となり、めまい・失神・顔面蒼白・呼吸数の増大が症状として現れます。

対処法としては、涼しい場所にて横たわらせて、水分・塩分の補給を行います。

 

次に「熱疲労」について。

多量の発汗によって、極度の脱水状態が原因となって、口が渇き、疲労感・めまい・頭痛・吐き気、時には意識障害等の症状が現れます。また、最悪は、後述する「熱中症」へと移行しやすいものとも言われています。

対処法は、熱失神時と同じです。

 

「熱けいれん」について。

多量の発汗後、水だけの補給を行った際に、血液内の塩分濃度が低下をきたした場合に見られ、腕・脚・腹筋等の痛み及び痙攣が症状として現れます。

対処法としては、水分及び塩分(理想とされるのは0.9%の生理食塩水と言われています)の補給を行います。

 

最後に「熱中症」について。

身体の中で産生された熱の量が、身体の外へ放熱する量より上回ってしまった場合に起き、異常な体温上昇に陥る病態です。

症状としては、中枢神経障害(体温調節機能失調、意識障害、血圧の低下)が起き、けいれん発作も現れます。

一番重篤な病態な為、対処としては、直ちに全身を冷やす処置(例えば、冷水のプールに全身を浸したり、濡れタオルなどで大きな血管が通る首・脇の下・鼠径部を冷却する等)を行いつつ、病院に搬送する必要があります。

 

―以上、暑熱障害についての分類については以上ですが、また、次回は暑熱障害の予防や注意すべき点などを更新して行こうと思います!

ではでは、皆様!!

日々の気温差に負けないように、体調等にお気を付けになって今日から一週間頑張って行きましょう♪♪(@^^)/~~~